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高知県四万十町役場様

四万十町役場様のご紹介

四万十町役場様のホームページ画像

四万十町は高知県の西部を東から西へ流れる「日本最後の清流」といわれる四万十川の中流域に位置し、東南部は土佐湾に面しています。 、生産量日本一のショウガやお米日本一コンテストで特別最高金賞を受賞した仁井田米をはじめ、ミョウガ・ニラ・ピーマンなど、また、水産業では四万十川流域でアユやウナギ・テナガエビなどが代表的産物となっています。
海洋堂ホビー館四万十は、平成二十一年度に廃校になった打井川小学校の体育館を改築して作られ、海洋堂のプラモデルコレクションから最新フィギュア、さらには有名造型師たちの恐竜から美少女まで、あらゆるホビーを大量展示しています。

四万十町役場様
https://www.town.shimanto.lg.jp/

シマント補完計画 公式サイト
https://shimantohokankeikaku.com/

「まちおこし」の一環としてARスタンプラリー企画を採用。紙のスタンプラリーからARスタンプラリーへデジタルシフト

シマント補完計画ARスタプラリー

田辺様:四万十町には、模型・フィギュアメーカーとして有名な海洋堂(かいようどう)の歴史とコレクションが集められているミュージアム『海洋堂ホビー館四万十(以下、海洋堂ホビー館)』があり、そこを中心に「まちおこし」をしていこうという案が出たことから、ラリー企画を活用した周遊企画がはじまりました。
2019年に海洋堂ホビー館の「北斗の拳」フィギュアコンテンツを活用し、町に人を呼び込むために紙のスタンプラリー企画を実施したところ好評だったんですね。
その後、 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開に伴い海洋堂ホビー館が「シン・海洋堂エヴァンゲリオンフィギュア展」を開催されることになり、町役場としてもその展示イベントにあわせて町内の飲食店や観光施設を周遊していただける企画を一緒にやることで、町全体を盛り上げていければと考え、連動企画として「シマント補完計画」(開催期間:2020年3月〜9月)を立ち上げました。

「シマント補完計画」では、いかにお客さまに観光地を巡ってもらい、滞在時間も長くできるのかを考えた際、宝探しやスタンプラリーの企画を検討したのですが
(1)他の自治体や地域でも紙のスタンプラリーを実施しているものの、企画にマンネリ化を感じており、新しいことをやりたかった
(2)京都の舞鶴市で実施されたスマホを活用したスタンプラリーの周遊施策の事例をみてARに興味を持った
(3)田舎の山や海にエヴァンゲリオンのキャラクターが出てくる仕組みにすると面白そう
(4)ARコンテンツの出現だけでなくスタンプラリーとも連動している
ということからスターティアラボ(現:クラウドサーカス)社のARアプリ作成ツール「COCOAR」を知り、ARスタンプラリーを実施することになりました。

ARスタンプラリー活用でまち歩きや観光地の誘致に貢献

シマント補完計画Season2 ARスタンプラリーとシールラリー開催

田辺様:「シマント補完計画」では、「四万十シールラリー(以下、シールラリー)」と「ARスタンプラリー」2つの企画を同時に実施しました。シールラリーは「〇〇のお店で飲食した」「〇〇の旅館に泊まった」「〇〇で遊びを体験した」など消費行動・購買行動を促すための施策として実施し、ARスタンプラリーはまち歩きや観光地の誘導施策として活用しました。本企画は町全体として取り組んでいるため、ガイドブックは道の駅や70施設に設置されており、誰でも気軽に参加できるようになっています。

シールラリーは約70か所のうち、5色に色分けされたジャンルの店舗や観光施設を巡ってシールを集めて「貼付け台紙」に貼り、縦か横のライン(3個)を揃えると限定アイテムや特産品、フィギュアの景品に応募できるという企画です。ラインの達成数によって応募できる景品も変わってきますが、コンプリートが5回以上終わってる方も多くいらっしゃいました。
ARスタンプラリーは、10ヶ所のうち6ヶ所のスタンプを集めるとシマント補完計画オリジナル手ぬぐいがもらえるという企画です。ARスタンプラリーには青コースと赤コースがあり、達成したコースの色の手ぬぐいがプレゼントされます。

コロナ禍でもARスタンプラリーの参加者は1000人近くに

シマント補完計画ARスタンプラリー参加方法紹介

田辺様:ARスタンプラリーのスタンプポイントは、最近オープンした(集客したい)施設をはじめ、集客力のある施設や四万十町以外の近隣の自治体の施設など様々な施設と連動しています。
スタンプポイントのほとんどが公園や施設の入り口のモニュメント・看板など、誰でも行ける場所にARマーカーが設定されているのですが、海洋堂ホビー館だけ唯一有料の施設で、建物の中にARマーカーが設置されています。その代わりに3個一気にスタンプが貯まる仕組みになっており、来店施策としても活用しています。また、3つの内の1つはスタッフのブルゾン(背中)にARマーカーが設定されており、お客さまとスタッフのちょっとしたコミュニケーションにも役立っていました。
当初はスタンプの数をもっと増やしてもいいのではという話も出ていたのですが、四万十町の面積が結構大きくてですね(笑)、県外から来ていただいたた方でも1日で回れて気軽に楽しんでもらえるくらいのハードルにしようということでスタンプの数を6個に設定しました。

ARスタンプラリー画面と景品のシマント補完計画オリジナル手ぬぐい

ARスタンプラリー企画では、青と赤どちらもコンプリートする人をはじめ、イベント開催初日に全部回ったという方や、県外から参加していただいたファンの方が多くいらっしゃいました。中には、知り合いのスマホを預かってARスタンプラリーを体験する方もいました。
また、役場に「滞在時間が限られているため、どうやって回ったら効率的に集められますか?」など問い合わせもいただいたりしましたね。
第一弾の企画の時からエヴァンゲリオンの版権管理をしている株式会社グラウンドワークス様にはとても前向きに協力していただいたのですが、一度グラウンドワークス社の社長もイベントの時に来ていただいて、海洋堂の宮脇センムと一緒に街巡りをしながらAR体験も楽しんでおられましたよ。笑
結果、ARスタンプラリーは20代~50代の幅広い年代層の方に参加していただき、1,000人近くの方にコンプリートしていただけました。

「シマント補完計画」の第一弾終了後も、新型コロナ感染症拡大防止のため、自分のスマホを活用した非接触型施策として活用できることや、家族や友達などグループ単位で気軽に回遊してもらえるということから「シマント補完計画 Season2」(開催期間:2021年5月末日まで)でも引き続きARスタンプラリーの活用を継続しています。
ARコンテンツに関しても、第一弾のときはARフォトフレームや画像が出現するものでしたが、第二弾では動くARフォトフレームとして配信しました。ARフォトフレームで撮影した写真をSNSに投稿していただくことでシェアやクチコミで話題を広げてもらったり、ファンの方の満足度向上につながるよう制作し、どんどんバージョンアップを遂げています。

COCOARなら観光地への足を運ぶ動機付けやログ分析ができるのがメリット

田辺様:COCOARならARコンテンツが出てくるだけでなくスタンプラリーが実施できることがすごく良いと感じています。
ARコンテンツで楽しみを提供できるだけでなく、スタンプラリーも併用することで見てもらいたい場所を見てもらえることがいいですよね。例えば地元の人に愛されている場所など知る人ぞ知る場所に足を運ぶきっかけというか、動機づけができるのが良いと思います。
履歴も見れるため、帰った後にいろんな人と写真を撮ってもらったり、ARを体験して楽しんでらえるのがいいですね。
システム的にもログ分析ができるため、どれくらいの人がどのコンテンツを見てもらえているのかを数値で把握できるのが管理側として役に立っています。例えば、今回のARスタンプラリーでは男女同じくらいの比率の方が参加していただけているなど目に見えて分かるのが良いですね。
また、反応率が良すぎてARマーカーにちょっと網掛けを施したくらいでは効かず、特設ページ上でCOCOARアプリが反応してしまうのは難点でした。笑

今回ARスタンプラリー企画を実施したことでお客さまから操作の問い合わせやクレームもなく、設計もしやすく簡単に実施できたので良かったと思っています。
今後また別のキャラクターでAR企画を進めていく予定なのでもっと楽しんでもらえるように考えていきたいと思います。



ーありがとうございました!ー