AR(拡張現実)とは

AR動画の仕組みと活用方法

AR動画とはどのような動画なのか?その作成方法や視聴方法をはじめ、活用方法までご紹介します。
AR動画はビジネスからエンターテイメンの分野まで活用されていますが、特にイベントやプロモーションで企画の幅を広げたい方、紙面だけでは伝えられない、または伝えづらいサービスや情報を届けたいときにおすすめの活用方法です。

AR動画とは

AR動画とは、AR(拡張現実)技術を使って視聴する動画です。スマートフォンやタブレットのカメラで特定の画像や風景を映すと動画が再生される仕組みで、主ににポスターやチラシ、看板、書籍などのアナログ媒体から動画を視聴させたい場合に用いられます。
また、ただ動画データを提供するだけでなく、現実とデジタルコンテンツを組み合わせたARならではの表現技法としても活用されています。

AR動画の仕組み

AR動画は主に「マーカー型AR」と合わせて活用されます。 動画ファイルとARマーカーを設定し、専用アプリやWebカメラでARマーカーを読み取ることで、AR動画を視聴することが可能です。

AR動画の作成方法
COCOARの管理画面にログインし、再生させたい「動画」ファイルと、動画を再生させるトリガー画像「ARマーカー」を登録するだけで作成できます。
AR動画の視聴方法
スマートフォンやタブレットにARアプリ「COCOAR2」をインストールし、「COCOAR2」を立ち上げると起動するカメラで、ARマーカーをスキャンすれば、動画が自動的に再生されます。
AR動画の見え方
AR動画は、Youtubeなどの動画と同じような見え方で動画を表示させることができるほか、ARならではの、現実世界の物体とデジタルコンテンツを融合させた(組み合わせた)ような見せ方も可能です。
  • トラッキング動画

    トラッキング動画

    ARマーカーに張り付いたように表示される動画です。ARマーカーを設定したポスターやチラシなどの媒体に動画が埋め込まれているように見えます。
    ARマーカーに設定した写真やイラストを動画冒頭に設定しておけば、動き出すような演出ができるので、絵が動くAR絵本の制作などに活用されています。

  • クロマキー動画

    クロマキー動画

    青や緑など特定の色を透明にすることで、背景と動画を融合させて見せる透過動画です。AR動画の場合、ARコンテンツ以外を透過させることで、ユーザーのカメラが映している風景がそのまま表示され、デジタルコンテンツがまるで現実世界に存在しているように見えます。
    フォトフレームとして写真撮影に活用したり、史跡で往年の様子を再現するために活用されています。
    ※COCOARではグリーンバックで撮影した動画をクロマキー動画として設定可能です。

AR動画のメリット・デメリット

AR動画のメリット
・リアル媒体から動画を配信でき、Webサイト誘導も可能
特定のイラストや写真をARマーカーとして動画を配信できるので、雑誌や新聞、ポスターなどリアル媒体のタッチポイントから動画を視聴させ、Webサイトへと誘導させることができます。
・関心度の高いユーザーにアプローチできる
AR動画を視聴してくれたユーザーに対して、プッシュ通知を配信することができるため、類似商品の情報提供や次回イベントの案内など追客施策が可能です。
・企画のエンターテインメント性を高め、顧客体験価値向上施策として有効
動画が出現する仕掛けやクロマキー動画、トラッキング動画といったARならではの演出でユーザーに驚きや感動の提供できます。顧客体験価値向上施策としてイベントやキャンペーンなどに効果的です。
AR動画のデメリット
・アクションを起こしてくれた人しかAR体験ができない
ARマーカーがどこに設定してあるかが分からない人にとってはただの写真・イラストとして認識されてしまいます。AR動画を視聴してもらうためには視聴方法とARマーカーを様々なタッチポイントでアナウンスすることでが重要です。

AR動画の活用方法

AR動画はビジネスからエンターテイメントの分野まで幅広く活用されており、主に2つの用途で用いられています。
①顧客体験価値を向上させる活用方法
②情報をより分かりやすく発信するのための活用方法

顧客体験価値を向上させる活用方法
AR動画を活用し、ユーザーに驚き、楽しんでもらうことで、顧客体験価値を向上させることができます。イベント・キャンペーンの企画、書籍、結婚式の招待状などへの活用方法をご紹介します。
  • 特典動画・フォトフレームのプレゼント(イベント・キャンペーンの企画)

    特典動画・フォトフレームのプレゼント(イベント・キャンペーンの企画)

    イベントや商品の販促キャンペーンで、イベント参加や商品購入の特典としてスペシャルAR動画が視聴できるといった企画が可能です。特にクロマキー動画はフォトフレームとして活用できるので、キャラクターや芸能人と一緒に撮影できるような気分が味わえる、ファン向けのコンテンツとして満足度向上施策に用いられています。

  • 動くAR絵本・AR仕掛け本

    動くAR絵本・AR仕掛け本

    トラッキング動画の冒頭シーンを本の写真・イラストと一致させることで動くAR絵本の制作できます。またARマーカーを探し出すようなAR仕掛け本も出版されています。紙媒体と動画を組み合わせることで「読む」「見る」だけでなく「体験できる」演出が可能です。

  • メッセージ動画付きの招待状・手紙

    メッセージ動画付きの招待状・手紙

    手紙やはがきにメッセージ動画をAR動画として設定することで、紙の文章・写真・イラストに加え、動画も届けられます。特に結婚式の招待状・お礼状やギフトに用いられ、より思いを伝えることができる好印象なツールとして利用されています。

より分かりやすく情報発信するための活用方法
チラシやポスターなどの広告、商品パッケージの説明、マニュアル本、展示パネル、新聞など情報発信を目的とした媒体にAR動画を設定しておけば、文字や画像だけでは伝えずらい情報をより分かりやすく発信することができます。
  • プロモーション・PR動画を配信:ポスター・チラシ・パンフレットなどの広告、商品パッケージなどに

    プロモーション・PR動画を配信:ポスター・チラシ・パンフレットなどの広告、商品パッケージなどに

    プロモーション・PR動画はイベント・店舗集客、商品の販売促進、観光誘致、学校案内、求人など様々なシーンで活用されています。広告や商品パッケージにAR動画として設定し、動画の視聴機会を増やすことで集客や販売促進の効果を高めることができます。例えば、
    ・ポスターやチラシ、パンフレット
    ・雑誌やフリーペーパーの広告欄
    ・商品パッケージ
    にARマーカーが設定され、プロモーション・PR動画が配信されています。

  • 解説動画を配信:文化施設の展示ガイドに

    解説動画を配信:文化施設の展示ガイドに

    博物館や美術館、動物園、水族館等の展示パネルやガイドブック、パンフレットなどに展示物の解説動画をAR動画として設定できます。ユーザー自身のスマホやタブレットで視聴できるため、動画を配信するためのサイネージやディスプレイを設置できない場合にも有効です。
    また、史跡ではクロマキー動画により、往年の生活や戦の様子を再現する展示に活用されています。

  • 解説動画を配信:マニュアル本や商品パッケージ掲載の説明の充実化に

    解説動画を配信:マニュアル本や商品パッケージ掲載の説明の充実化に

    マニュアル本や商品パッケージに解説動画をAR動画として設定すれば、動きを交えて分かりやすく手順や方法を伝えられます。紙媒体は掲載スペースが限られているため、AR動画を補足説明として有効活用できます。
    ・レシピ本や食品パッケージにレシピ動画を設定
    ・家電やチャイルドシートなど商品の組み立て・設置方法の動画を設定
    ・運動本やフィットネスグッズに体の動かし方やエクササイズの動画を設定

  • ニュース動画を配信:新聞・雑誌・広報誌などに

    ニュース動画を配信:新聞・雑誌・広報誌などに

    新聞記事や広報誌、学級だより、園だよりなど、ニュースやお知らせをより充実させるために、取材やイベントの様子を撮影し、AR動画で配信できます。表現の幅が広がり、より多くの情報を読者に届けることができます。
    また、COCOARはURLが見れず、ダウンロードもできないため、セキュリティの保たれた状況下で動画を視聴してもらうことが可能です。そのため、何がARマーカーか知っている人しかAR動画があることが分からない性質を活用して、保育園の園だよりや学校の学級だよりをARマーカーに設定した動画の限定配信にも利用されています。

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